当初は、会場参加およびオンラインのハイブリッド開催を予定しておりましたが、昨今のコロナの情勢から、完全オンライン形式で研修会を開催しました。しかしながら、約40名の多くの会員の参加がありました。本研修のテーマに関する関心の高さと同時に、会員の自己研鑽への意識の高さが伺えました。
今回の研修は、”「可視化」でもっとソーシャルワークを深めよう~若手もベテランも思考の見える化でできること~”をテーマとして、日本精神保健福祉士協会 会長の田村綾子氏より、個人ワークやグループワークを交えたご講演をいただきました。東京からのオンラインによるご講演ではありましたが、進め方等に工夫を凝らしていただいたことで、臨場感もあり、時間を感じさせない、あっという間の学び多き3時間でした。
日々お忙しい中で、本日の研修会のために、研修会担当者の研修内容のイメージをじっくり聞いてくださり、適切な提言もいただきながら、鳥取県精神保健福祉士会の会員のために、完全オリジナルの講演カリキュラムを作り上げていただいた田村綾子氏に、最大限の敬意とお礼を申し上げます。
~以下は終了後のアンケートより~
・可視化とは思考の言語化であることが理解できました。同時にこれはMHSWの成長には必須のものだと感じました。貴重な講義をありがとうございました。
・前半の講義を受け、最近の業務の中で悩んでいたことについて解消するヒントをもらったように感じます。また、グループワークの中で、自分の行っている支援の内容を振り返ることで、普段の業務の中では気づかなったこと(様々なことを考えしているいこと)を考えるきっかけになってよかったです。改めて、PSWの価値、倫理を基礎にして支援を行っていきたいと思いました。
・対話は瞬間的な判断の連続であり、その判断を振り返ることが大切であることに気がついた講義でした。語彙力を高めること、確かに振り返りやすい記録をされる方の記述は語彙力が高いです。たくさん、印象に残る言葉があり、今日学んだことを改めて振り返り、自分のものにしていきたいです。
・このような貴重な機会をもてたこと大変ありがたく思います。若手とっては自己研鑽のためまたベテランは経験をより後輩や地域に伝えるため役立ていけるものだと改めて思いました。鳥取県全体でしっかり活かしていきたいと思います。
・田村さんのトークは、穏やかで知的で、わかりやすくて、最高です。