令和3年11月27日、28日の二日間に渡り米子コンベンションセンターにて精神障がい者ピアサポーター養成研修の基礎研修を開催しました。
ピアサポーターに関心のある当事者の方とピアサポーターの雇用を検討している事業所スタッフの方など17名が受講されました。
基礎研修1日目は、精神障がいだけでなく全ての障害領域に共通して考えられるピアサポートとは何かを学ぶことから始め、実際にピアサポーターとして活躍される森定さん、二宮さん、清水さんに実践報告をご発表いただきました。
基礎研修2日目には、コミニケーションの基本について演習を交え理解を深めました。
その後の講座では社会福祉法人養和会 廣江理事長より障害福祉サービの基礎と実際について講義していただきました。
令和3年4月より新設されたピアサポート体制加算についても触れ、ピアサポートの活用が幅広い場所で期待されていることを学びました。
また特定非営利活動法人あすなろ(兵庫県)の彼谷さんとZoomでつなぎ、ピアサポーター森定さんとの掛け合いをしながらピアポートの専門性について講義していただきました。ピアサポートの強みとは何か?ピアサポーターと専門職が一緒に活動していくことについて理解を深めました。
各講義のあとにはグループ演習を行い、それぞれの講義での学びをさらに深めました。グループでは当事者、事業者の枠組みを越えた活発な意見交換が行われており、障がいの有無に捉われずお互いがチームとして協働していくことの心強さや強みを実感しました。
参加者からは、「ピアサポーターの活躍する可能性をさらに感じることができた。」「この研修のようにピア同士、事業所とつながっていきたい。」と感想をいただきました。
自分の経験こそ強みであり、皆さんがそれぞれの強みを活かしたピアサポートができるように、繋がりや活躍できる場が広がっていくことが必要不可欠だと考えます。
次回は令和4年2月26日、27日に専門研修が予定されています。さらに精神障がい者ピアサポーターについて専門的な知識を深めていきます。
この度の精神障がい者ピアサポーター養成研修 基礎研修にご参加いただきました皆様、講師の皆様、ご協力いただいた皆様にこの場をお借りして、深く御礼申し上げます。引き続き、専門研修も宜しくお願い致します。
【担当者より】