令和3年9月4日(土)に、令和3年度第2回主催研修会を実施しました。
昨今の災害が頻発している現状でもあり、いま一度災害に対する備えや意識、そして精神保健福祉士として出来る事を考える機会の提供を目的として、「備える・考える災害~その時あなたはどうする?~」をテーマとしました。
尚、当会の活動においても、”災害対策・災害時支援”は、大きな柱の1つとして力を入れています。
コロナの感染状況を鑑みて、参加形態をオンライン(Zoom)のみとしましたが、30名近くの参加者がありました。
プログラムは、鳥取県自主防災活動アドバイザーでいらっしゃる、原 和正様を講師にお迎えし、「災害の基礎知識と日頃の備え」というタイトルで、ご講演いただきました。その後、HUG(避難所運営ゲーム。避難所で起こる様々な出来事への対応について模擬体験をす るゲーム)のデモンストレーションを通して、避難所で起き得る状況の理解と適切な対応について学びました。
後半は、4つのグループに分かれて、講演およびHUGにて学んだことをテーマに、グループワークを実施し、理解を深めました。
《参加者の感想より》
・講義は分かりやすく、日頃の備えが大事だと思いました。HUGは、初めて見させてもらいましたが、ゲーム感覚ですが、実際の場面でも役立つ内容だと思います。
・講義では、県内の被災状況、平時の備え、避難等について、具体的にお話しいただいて良かった。また、HUGのデモンストレーションにより、避難所で起こる様々な課題や対応について、じっくり考える良い機会となった。
・災害について改めて考えるきっかけとなりました。また自身のことも含め、職場での災害意識や対応策なども日頃から確認し、突然の事態でも落ち着いて行動できるようにならなければならないと実感しました。