R3年5月15日(土)13時半から16時の日程で、令和3年度第1回鳥取県精神保健福祉士会研修会を開催しました。昨年度に引き続いて、鳥取市、米子市での会場参加とZoom参加の選択制として計33名の参加者がありました。テーマは、「レッツ!当事者研究~今日から一緒にやってみよう~」でした。
医療法人岩屋会 岩屋病院 チーム医療推進課 稲月雅之精神保健福祉士を講師にお迎えして、当事者研究という活動(生き方の当事者という視点から、当事者研究と支援者当事者研究)という演題でご講演(リモート)をいただきました。その後、インタビュー形式でのシンポジウムや質疑応答が行われました。
5グループに別れたグループワークでは、「対人援助者のための自助の8ステップ」を踏まえて、''自分の苦労や行き詰まりを伝えてみる''、''弱さを語るとは何か''等について発言し合いました。
グループワーク後に、各グループでの状況や感想を順番に発表しました。各発表に対して、図式化とコメントで、講師からフィードバックを受けることにより、学びを深めることができました。
~参加者のコメントより~
・稲月先生のお話を聞いて、遠い存在だった「当事者研究」がとても身近な存在になりました。 日頃の職場でのミーティングやお喋りや愚痴等は「支援者当事者研究」と地続きなんだ~!という発見がありました。
・当事者研究に精通された方のお話や助言・ポジティブな姿勢に触れることができ、気づきの多い体験でした。ありがとうございました。
・日頃の自分の悩み、不安を話すことで気持ちが楽になりました。
・休憩時間もほどよくとってくださり、参加しやすかったです。また、ZOOMでの研修参加でもグループワークができ、とても感激しました! さらに、西部中部東部超えての参加で、いろいろな方のお顔が拝見できたのはZOOMならではだなあと思いましたし、グループワークも同じ職場の人がいたら話しづらいことも、圏域を越えての参加者さんがたくさんいて話しやすかったです。貴重な機会をありがとうございました。
・久しぶりに研修に参加させていただきました。時々こんなふうにPSW(MHSW)同士でつながったり、自分を振り返ったりする機会って必要なんだな、と感じました。