令和元年9月28日(土)13時半から、倉吉体育文化会館(中研修室)にて、『鳥取県精神保健福祉士会 令和元年度第2回研修会』を開催し、28人の会員が参加しました。
今回は、県中部地区会員さんの企画で、「ピアサポート活動 ~当事者の語りからみえること~」がテーマでした。
まずは、柳 尚孝先生(森の木ファーム 生活支援員、一般社団法人 日本メンタルヘルス ピアサポート専門員研修機構認定 ピアサポート専門員、精神保健福祉士)に、淡路島(兵庫県)でのご自身のピアサポート活動のご経験から、ピアサポーターの強み、地域移行支援・地域定着支援・アウトリーチの実際、リカバリー志向の支援、支援者・専門職に望むことなどについて、ご講演いただきました。その後のシンポジウム(講師へのインタビュー形式)では、さらに詳細にお話をいただきました。また、フロアの会員から、県内の各圏域ごとのピアサポート活動の状況について報告があり、情報共有も行われました。
その後、4グループに別れたグループワークにて、"ピアとの協働からうまれるもの"、"今日から取り組めること"をテーマに話し合いが行われました。最後に、各グループでの話題が共有され、さらに学びを深めることができました。
【参加者の感想】
・ピアの方が話される内容は、言葉1つ1つが重い。支援者として気を付けている「本人主体」を改めて見つめ直す良いきっかけとなりました。まずは、目の前のご利用者を自分が信頼することをもっと大切にしていきたいです。
・ピアサポーターの役割をしっかり勉強し、PSWとして出来ることを考え続けたいです。