令和4年5月28日(土)の午前中に、鳥取県精神保健福祉士会および日本精神保健福祉士協会鳥取県支部の総会を開催しました。31名の参加でした。コロナ禍にて、直近2回の総会は、書面表決としておりましたので、オンラインではありますが、3年ぶりに通常開催いたしました。どちらも定足数を満たすとともに、すべての議案が、満場一致で承認されました。今年度は、2年任期となっている役員も改選されています。尚、事務局は倉吉病院さんへ変更となりますので、今後引継が行われます。
鳥取県精神保健福祉士会総会では、創立20周年を記念した入会促進キャンペーンとして、令和4年度の入会者は、入会金(2,000円)を全額免除して、入会を促進する取り組みを行うこととなりました。鳥取県から受託している精神障がい者ピアサポーター養成に関する事業(2年目)についての報告が行われ、令和4年度も受託して事業を実施することとなりました。
また、日本精神保健福祉協会鳥取県支部総会では、構成員マイページ、構成員メールマガジンの登録のお願い、認定精神保健福祉士の新認定制度の紹介、令和4年度診療報酬改訂(精神保健福祉士関連)の説明も行われました。
午後の研修会(36名参加)では、アスレチックトレーナー(琴浦町コンディショニングコーディネーター)の谷川哲也氏【写真】を講師にお迎えして、「声掛けから学ぶモチベーションアップ・やる気を引き出す会話~プロ野球および社会人野球・オリンピックを経験して~」をテーマにお話しいただきました。我々精神保健福祉士の日々の実践にすぐにでも取り入れることのできる内容を、かかわりにおける声掛けのポイントを理論(ペップトークなど)だけでなく、ご自身の体験をもとにユーモアを交えて軽妙に話してくださいましたので、時間の経過を忘れさせるあっという間のご講演でした。質疑応答後に、学びを深めるためのグループワークを行ったのち、全体で分かち合いを行いました。研修会後には、日々の仕事や生活の疲れなどが癒された参加者も多かったのではないでしょうか。谷川氏に心より感謝申し上げます。
おわりに、今回の企画から運営まで、ご尽力いただきました、中部の役員および会員の皆様に感謝いたします。
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《研修会参加者の感想より》
・私には「ペップトークって何?」から始まった研修でしたが、その内容は日々の業務や暮らしに直結しているものだと感じ、自身の姿勢を振り返る良い機会となりました。
・みんなの話を聞く表情がイキイキしておられた。
・コロナ禍で、自分自身も疲弊している中、同じ事象でも、ポジティブ変換することで、自分がまず元気になることができました。
・いい研修を受けると、仕事や私生活にまた頑張って向き合える気持ちになります。今回もそう思えました。
・日頃の業務しかりプライベートでの関わりを見つめ直せる機会になりました。ありがとうございました!